2016年11月1日火曜日

女の子におごる OR おごらない問題

今日の具体的成果は、彼氏のいる音大生の子ひとりと連絡先交換をしただけだ。残りの時間は貴重な経験値に変わった。

今月四人の女といいこと行って、良い気になっていた俺だ。おそらくビギナーズラックに恵まれていたのだろう。
「普通の子」と「幸運に恵まれてうまくいくこと」ぐらいはあるものの、「それより可愛いめの子」と「実力でうまくいく力」はまだまだ足りない。
来月の11月から、初心者に戻った気持ちで頑張ろう。

成果がないということは、男にとってかなり辛い。
「経験」だけを持ち帰るなんて、まるで負け犬の強がりみたいに思えてしまう。
だがこのゲームはスポーツだ。負けても学べば、そこから課題を見つけて、次に活かすことができる。
どうせこのゲームに負けても死なないし、日常生活に何の支障もない。気楽にいこう。

ところでこの日は、平日だがハロウィンで賑わっていた。
「学年でも上位」ぐらいの、目がクリクリした可愛い中華コスプレの子と目が合って、話も盛り上がって、飲んでいた。
ふたりともグラスが空になったので、一緒に2杯目を頼みに行く。
ところが彼女はレジに立つと「財布を忘れた」と言って、いちどテーブルに帰っていった。
そこから態度が急変して、何を話しても冷たくなってしまった。
どうやら俺におごってもらう算段だったらしい。

もうひとり、全身トマトのコスプレをした女の子もいた。
この子も若くて、顔も可愛い感じ。一緒に飲み物を頼みに行く。
こんどはおごらされないように、彼女をちゃんと先にお会計させる。
ところが彼女はなんと、お金を持たずにレジに立っていた。。。
とりあえず俺が会計を立て替える。そして後から彼女に代金を請求する。(「おごってあげれば良いのに」と思われたかもしれないが、自分で作ったポリシーを理由なく曲げる方が、おそらく後悔していたことだろう)
その時点から、この子も、態度を変えて話してくれなくなった。

この日は「おごり目的」の、しかも可愛い女の子ふたりと出くわしてしまった。
これは難しい問題だ。もしかしたら、俺がおごった方が仲良くなれていたのかもしれない。
だが逆に、おごったらおごったでその時間は楽しく過ごせるが、結局「おごらされただけ」で、都合の良い男で終わっていたのかもしれない。そのどちらかは分からない。

女の子は「おごり目的」だったのかもしれないし、もしくは悪気なく「おごられるのは当たり前」のことだと思っているからこそ「おごらない男」がマイナスに思えたのかもしれない。
そのどちらかは分からない。

けれどいったん俺が今後「女の子におごる男」コースを選んでしまったら、ひたすらにお金を費やすばかりだ。
せっかく男を上げるため、費用節約のためにも立ち飲みBARに来ているのに、それでは本末転倒だ。
かと言って、無意識にも「おごりを期待している女の子」に対して、その逆を叩きつけるのも良くない。
どうにかのらりくらりと、決しておごらずに、なおかつ、うまくいく方法はないだろうか。

たとえば、こんどからは女の子にお金を渡して「俺の分も買ってきて」とでも頼んでみようか。
あとはレジに立ってから「なんだよ、おごらないのかよ」と思われるのを避けるために、事前になるべく「おごりそうな雰囲気」を避けること、とか。
まあ、100%おごりだけが目的の女の子相手であれば、どちらにせよ頑張る意味はないのだけれど。

俺個人的な考えとしては、出会ったばかりの男に当たり前のようにおごりを求める女なんて、常識はずれも過ぎると思うのだけど。

ところでこの日、ある男は女の子に飲み物をおごったが、彼女はすぐに他の男たちと話に行っていた。だが男は楽しそうだった

もうひとり別の男は、女の子四人に酒をおごってやったものの、どうやら奥手のようで、まったく会話の輪に入れずにいた。

ここだ。女の子におごってやったからと言って話がうまく進むわけじゃない。
だが、いかにもおごって良さそうなシチュエーションでおごることを拒むと、印象を悪くしてしまうという、ジレンマ。

よし、こんなのはどうだろう。女の子にこう言う。
「おごるのは良いけど、ほおにキスしてもらうよ」とか。
交換条件を突きつけてみる。こうすれば、俺がたとえおごらなくても、それは彼女が交換条件を拒んだせいだ。
もし俺がおごったなら、彼女は俺の頬にキスせざるを得なくなる。もしそうしなければ、ただの泥棒だ。

これは極端にしても、なんらかの交換条件をつけた方が、単にけち臭くならないというのは正解だろう。

ところで今回、俺自身の話の欠点も見えてきた。
それは自分を「余裕がある男」に見せようとして、話を切り込めていないこと。「こんなこと言ったら変だろうか」「むりやり話に割って入ったら悪いんじゃないか」とかいう風に考えてしまって、遠慮が大きいこと。
つまり、「クールの罠」にはまりこんでしまう傾向にある、ということが分かった。
男はひたすら、自分から接点を作り出さなければいけない。それが自然であればなおさら良いが、まずはどうにかして接点を作り出すことの方が先決だ。遠慮は何の薬にもならない。

あとは基本的に自分が落ち着いた話をする方なので、皆がテンションの高い立ち飲みBARでも、ゆっくりとした話し方をしてしまいがちなこと。
これも「クールの罠」だ。
もちろん落ち着いた話し方で女の子を引き込むこともできるだろう。
だがそれには「自分のペース」で「相手のペース」を巻き込まなければいけない。わりと高度な技術かもしれない。

俺の場合は、どちらかというとちょっとおどけて笑わせるぐらいの方が、女の子も楽しませられるし、良いような気がしてきた。
これも、何度も地道に立ち飲みBARに通ってきて、肌で感じてきている経験則だ。
そう「どんな女の子に対して、どんな自分がウケるのか」というのは、本当に経験を増やして、推測しながら色んなアプローチの仕方を試してみて、身につけていくしかない。
そう考えると、たとえ今日がどんな結果に終わろうとも、アプローチを続ける限り、失敗というものは存在しないのだ。
「ウケない自分」は改善して「ウケる自分」は伸ばしていけば良い。

そして何より、これを強く「練習すればうまくなるゲーム」だと考えて、毎回反省を活かして、昨日よりプレイがうまくなることだ。
今日も立ち飲みBARに行って良かった!!

今後は「クールの罠」にはまらずに、どんどん女の子に対してアプローチをかけて、フィードバックを得ていくことにしよう。ケーススタディは多ければ多いほど良い。それが経験を積むということだ。

けどあの中華服のコスプレの子、性格は悪そうだったけど、本当に顔は可愛かったな。。。。




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