2016年10月31日月曜日

日曜日。挑戦しない男より挑戦する男のほうが偉い。

ただただ、挑戦の日であった。

ひとつ分かったのは、自分は何故か日曜日は緊張しやすいということ。
そもそも今まで、日曜日にはフィールドに行くのをやめてしまったり、店の前まで踵を返したり、誰とも話さず一杯だけ飲んで帰ったりすることも多かった。
自分の傾向が掴めたのもひとつの成果だったと思う。
なぜなら、今後は「緊張しているから行くのをやめよう」と思うのではなく「日曜だから緊張しやすい状態だけどがんばろう」と思えるからだ。

この日は根気を振り絞って酒を飲み、女の子たちにアプローチした。
目に見える成果こそなかったけれど、多くの挑戦をしただけで前よりも成長しているということにしよう。

この日は、店に入って30分してもなかなか緊張が取れない。
ようやく女の子に話しかけるが、不自然でぎこちない感じ。
話が続かない。すぐに女の子たちは去っていく。
そんなパターンを7回ほどは繰り返した。
なるべく失敗点を稼ごうと挑戦した。

俺の目標は、たとえ失敗でも良いから、1日に10組の女の子たちに話しかけること。
もちろん、その前に仲良くなってしまって、もうそれ以上失敗できないということもある。
この日は10組には及ばないものの、かなりの数の失敗を出来たから、成功にも一歩近づいたっていう話だ。

この失敗を1000回も繰り返して、そのたび反省点を見つけて改善していけば、かなりの自己改善が見込まれるだろう。

ひとつ思ったのは、やはり「話のパターン」は持っておいたほうが良いということ。
自分のテンションが高いときは、まあ話のネタがなくても雰囲気は良くて、話が続いたりするけど。
テンションが低いときは、次の話を探すのだけでも苦労してしまう。
どちらにせよ、話のパターンをいくつか持っておけば、良い雰囲気作りに集中することができて「必死に話を探している感」を消すことができるだろう。

ところでいちど、同じく女の子たちを逃した、一組の不器用な男たちに話しかけてみた。
「どう、女の子たちと盛り上がらなかった?」と俺が言うと、
「いや、別に。俺たち暇つぶしですから」という返答。
女の子と話すのもうまくないし、男にも冷めた系のやつらだった。

本当だろうか。自分たちに「暇つぶしだから」という言い訳をして、心を守っていないだろうか。
もっと正直に「不器用だから失敗してしまった」「本当は女の子が欲しい」と言えば良いのに。
まあ、でも俺たちみたいな初心者のうちはきっと、プライドを守ることも大事だ。
プライドが壊れてしまったらもう来る気がなくなるが、何度も通い続けていれば
(彼らが通い続ける可能性は低いかもしれないが)

思うに、この場所は多くの男が「うまくやっている」ように見えて、実は「何の成果もなく終わって、二度と訪れない男たち」も相当数いるはずだ。
現場を見渡せば、どの女の子たちとも話せずに、ギラギラしているだけの男も意外と多い。それが目立たないだけで。
俺たちはつい「うまくやっている男」に目が行きがちだが、きっと彼らは人生の中で、女の子をつかまえることを途中で諦めず、うまくタイミングを掴めるようになった男たちだ。
俺たちも彼らを見習って、自分の腕を磨こうじゃないか。

この日のフィールドの状態は、男が8割といった感じ。
ここはハロウィン推しのBARではないが、仮装をしている子たちもけっこう居る。
小悪魔の格好をした、目のクリクリしたかなり可愛い子もいた。
(あんな子にも機敏に話しかけられるようになれば。。。。)

ところでこの日、連絡先を聞いた女の子はひとり。結婚願望のある子。
いまはいい感じの相手がいて、どうやら付き合う寸前らしい。

(失敗ばかりの日だったが、このときばかりは俺のテンションも上がって、タイミングもよく、自然に話しかけることが出来た。
そう、女の子が相手をしてくれないのは男の価値のせいじゃなく、単にテクニックのせいだ)

その子に詳しく話を聞いていると、相手は「誠実で」「真面目そうで」「合コンで出会って」「彼も合コンが初めてで」「だけど半年後に転勤が決まっていて」「態度は思わせぶりで」という感じ。
男目線から見ると、それこそ完全に「真面目に見える系遊び人」の予感がするのだけど。
当の彼女も、その可能性を心配していた。
彼女自身も合コンにめちゃくちゃ参加してきた子らしい。そして結婚希望。相当に目が肥えていそうだ。

ここでも昔の俺であれば「なんだ、いい人がいるんだ、可能性はないな」と早々に諦めていただろうが、しぶとく可能性を拾おうとする。
少なくとも、単に「いい感じの人がいる」だけじゃなく、より多くの情報、本音に近い部分を引き出すことが出来た。

女の子「まあ、その人と付き合う前に、もっといい人と出会うかもしれないし」
俺「え、例えばこのBARでとか?」
女の子「ないない! ぜったい遊び人だし(笑)」

こんな望みの低い話を続けながら、彼女たちが颯爽と帰ろうとする時も、店の出口の前で食い下がって連絡先を聞いた。
LINEを送ると返信が来る。まあ望みはないだろうが、またひとつの練習として食いさがることにしよう。
俺はすべてが失敗に終わっても良いのだけど、

ところで話が前後するが、この日は女の子に話しかけるついでに、一人で来ている男も話に入れてやった。
そいつに話しかけてあげたのは良いが、こいつが女の子をベタベタと触る。
俺とそいつは初対面だとしても、女の子の本能として「このBARにいる男=遊び人」というイメージが高まってしまいそうだと今は反省している。

俺は男にも基本的に優しい男なので、退屈している男がいると、つい「仲間」に引き入れて、一緒に話そうとしてしまう習性がある。
もしくは、ひとりだけで女の子を口説くのが大変だから、サポートしてほしいという下心もあるのかもしれない。

これがプラスに働くこともたまにはあるが、結局は逆に話を取られてしまったり、マイナスに働くことも多かった。(そう、彼らはグループで来ている。。。女の子に夢中になりすぎて、恩を仇で返すケースが多い。。。)
だから、これからは話しかける男も慎重に選ばなければいけない。もし男がマイナスに働く動きをしたら、それを挽回する行動をとるか、グループを外れてもらうか、丁重に注意をしてやらなければいけないと思った。

それを片隅のテーブルの男が見ていて、
「お兄さん、玉砕してましたね」と言う。だから俺はこう返した。
「ひとつだけ言えるのは、挑戦しない男より、挑戦する男のほうが偉いってことだ」。

そう、今日のうちにうまくいく男も、うまくいかない男も、経験値が高い男も、低い男もいるだろう。
だけど挑戦なくしては成長はない。
挑戦を続ける限り、毎日失敗して、課題を作り、それを糧に「ゲームがうまく」なっていくことができるのだ。

こうブログに書き起こしてみると、ぼんやりとした感覚が、より鮮明な記憶としてよみがえり、教訓を見つけることが出来る。
「こんなに多くのことが起きていたんだな」という感じだ。

多くの結果的失敗の中にも、いくつかのプロセス的な成功を思い出すことができる。
(そもそもテンションが低いのにBARに行ったこと、7組ほどの女の子に話しかけたこと、中には愛想良く返してくれた子もいたこと、最後まで口説こうと努力を続けたこと。。。など)

これは本音だから言おう。男にとって、失敗することは恥ずかしいことではない。もっとも恥ずかしいのは、失敗を恐れて挑戦しないことだ。

もっとたくさんの失敗をしよう! 人より10倍の失敗をしよう。

2016年10月30日日曜日

口説き力不足で3連勝ならず

20歳の子と飲みに行った。

立ち飲みBAR会った時も「可愛い」と思った相手だ。最初に会ったときは、BARの中で手と手を取り合っていた。
LINEの返事もノリがいい。これはいけるはず。と自分に言い聞かせる。

だが俺はなぜか会う前から緊張していた。家で念入りに髪型を整える。
そして、恋愛ができるギリギリの年齢である20歳。男が「欲しい」と思うのも無理はない。
それだけ無意識に緊張していたのかもしれない。

いつもどおりの場所で待ち合わせて、いつもの居酒屋に向かう。
しかしいつもの雰囲気の良い店が、ハロウィンパーティーで店は貸切状態。やばい、と思って頭の中でプラン変更を始める。
だが決して女の子に焦りを見せたり、頭の中が一杯で集中力が落ちるわけじゃない。多少の変更を余儀なくされただけだ。
とりあえず、他の店に行くことにした。地元で人気のあるカフェ&バーだ。

店に入ると、店内は明るくて、他の客は主にカフェ利用をしている印象。
この店は何度も言ったことがあるから、これは想定外だ。
正面同士の席に座る。
なぜこの店に来たかと言うと、正面同士で相手の写真をちゃんと撮るチャンスがあると思ったからだ。そしてその次に、また雰囲気の良いBARに行けば良い。

カフェでビールとパインのカクテルを頼む。
カクテルを頼むことがないから、あまりちゃんとした頼み方がわからない。まあそんなことはどうでも良い。

彼女は看護師を目指していて、本当によく話す子だ。
ほとんど90分ぐらい、ずっと自分の話を繰り広げていた。
実習が本当にハードで、将来にも悩んでいて、ストレスがたまっているらしい。
それをにこやかに、大きめのリアクションで聞き続ける自分。

ひとつアクシデントだったのは、頼んだカクテルが思いのほか苦かったらしくて、彼女のお酒が進んでいなかったことだ。

90分ほどして店を出て、次の店に行く。
その途中に「サスケくんって身長何センチ?」と聞かれる。これは脈ありサインだと思った。
そして店にたどり着く。今度はわりと落ち着いたBARだ。前回の反省を生かして、彼女には本当に甘いお酒を頼む。

店内は俺たちの二人しかいない。マスターはなんとなく愛想が悪くて、やや話しにくいと思った。
二人横並びで話す。
だが途中から他のお客も増えて、悪くない状態になる。
そこで彼女も話し疲れたのか、さっきまでの勢いでは話さなくなった。
そこで恋の話をしたりする。前に付き合ったのは学生時代。いまの学校も女性ばかりで、3年は彼氏がいないらしい。
そして彼氏作りには前向きだと話していた。

そしてお酒も進むと、彼女は自分から「サスケくん、snowって知ってるよね?」と話しかけてきた。
snowとは自撮り系ののアプリで、顔に犬のアイコンとかを合成できるやつだ。
そこで二人で自撮りをして、撮った写真をLINEで送ってもらう。
何も言い出さないのに自分から二人の写真を撮りたがる。
これも脈ありサインだと思った。

そしてまた店を出る。だがその次の、三軒目に入った店が最悪だった。最近新装開店した、近所の近くの店。俺も入ったことはない。
なぜ良い雰囲気のまま、すぐ家に連れて帰らなかったのか。
それは念には念を押して、もう一杯だけ酔わせたいと思ったのだ。

そこはマスターが話しかけてくる系の店だったのだが、お客の話をサポートするどころか、マスターが全部話を持っていってしまう場所だった。
それどころか「マスターの話」に「彼女が笑って、雑談する」ぐらいの最悪の展開。
BARだから「女の子がつく店」にしたいんだろうか。とにかく彼女へのアプローチが激しいマスター。
お客の事情のことなんかまるで考えちゃいない。

「僕何歳に見えます?」「見た目より若く見られるですよ」
「開店してから休みなしで働き詰めです」「もう常連さんが着いてくれてるんですよ」
「お二人デートですか?」=> 彼女「違います(笑)」
「ぜひまた二人で来てくださいよ」 => 「えー、もう来ないと思います。。」

そして帰りがけに「ぜひまた寄ってくださいね!」というマスター。
(これだけ二人の雰囲気を壊しておいて、もう二度と来るはずないだろ。。。。。)

そして俺がひとつミスったのは、帰りがけにマスターに直接「お客さんの話を取るんじゃなくて、盛り上げた方が良いよ」ということを言ったとき。
マスターにだけ聞こえるように言ったはずが、それが彼女にも聞かれていて「なにそれ(笑)」と笑われてしまったことだ。

なんにせよ、この店に入ったことは全くプラスには働かなかった。
しかもかわいい20歳を相手に入ってしまうとは。。。。
自分が入ったことのない、よく分からない店には入らない方が良いと、またひとつ反省点が見つかった。

そして彼女を家まで連れて行った。
「家まで上がって良いんですか?」「別にいいよ、悪い人じゃないでしょ?」
「20分したら帰るね」

家の中まではすんなりついてくる彼女。
だが、部屋に上がってからが本当に固い。手をつないだりキスをするどころか、ずっと背を向けているような状況だ。
だがここでもめげずに、俺は口説き続けようとした。
なぜなら、この段階で女の子が本当に固く見えても、その後いっきに氷が解けるように、エッチまでなだれこんだ経験があるからだ。
「本当に固いタイプだよね」なんて話をしながら。

だが20分経過すると、本当に彼女は帰っていった。
キスもできずに駅まで送り届ける。
「さっきまで家にいたことが不思議」と話す彼女。
帰り道。いちどは「サスケくん」と呼び捨てで呼ばれていたのに、今では「お兄さん」と呼ばれている始末。
手を握った感じよりも、さっきよりもけっこう固い。
こういうところでも「急速に心が離れてしまったな」とややネガティブに考えてしまう。
それでも俺はしぶといから、まだまだ諦めないけれど。

駅で二人で別れると、すぐに「ちゃんと帰れた?」とLINEを送る。
彼女からも返信がくるが、なんとなく今までより文面が固い感じがする。
ここから挽回できる可能性はほとんどないかもしれない。

行きつけの店が閉まっている、最悪の店に入ってしまう、というトラブルはあったものの、思い返せば、彼女をちゃんと口説けていなかったと思う。
よく話す子で、しかも無意識に「欲しい」という思いが先行することによって、自分から恋愛の価値観を示すこと、彼女の気持ちに影響を与えるということが出来ていなかった。
「彼氏をちゃんと作った方が良い」「クリスマスに彼氏たいた方が良い」「もし、今の段階で俺が付き合ってほしいと言ったらどうする?」
「どんなタイプが好み?」というようなことをちゃんと話せてなかった。

まあ、あれだけ部屋で固い態度を示したからには、もし途中の二人が良い雰囲気だったとしても、どちらにせよ最後までは行けない日だったのかもしれない。
だがそれでも、もっと良い方法はなかったのだろうか、もっと心に影響を与える話し方はなかったのだろうかということが悔やまれる。

もっと「ちゃんと口説ける店」を開拓し「ちゃんと口説ける手順」「ちゃんと口説ける話のバリエーション」を開発する必要がある。
「ちゃんと口説く」ということは本当に重要なはずだ。

ということで、人生初の三日連続エッチは成らず。
またの機会にお預けすることとなった。

これで立ち飲みBARで会った子とのデートの約束は、すべて使い果してしまった。
また明日から初心に帰って、地道に立ち飲みBARに通い続けよう。また1からのスタートだ。面白いじゃないか。

そして女の子にアプローチするテクニックを磨き、恋愛のテクニックを磨き、もっと可愛い子をたくさんモノにするんだ。

たとえば、いままで街コンでも、継続的に通うことによって、ゲットできる女の子のクオリティを上げて、最終的には俺が「十分に可愛いと思う相手」を、たまに抱けるようになっていた。
それと同じで立ち飲みBARでも、練習を重ねること、挑戦を続けることで、より女の子のクオリティを上げながら、成功の体験を増やすことができるはずだ。

なぜなら、年末までは「毎日足を運ぶだけで良い」という気持ちではじめた立ち飲みBAR通いは、すでに4人の女の子とエッチして、20歳の子を家に連れ込んで、それを逃して悔やむぐらいの経験が出来ているからだ。
目の前ひとつひとつの出来事には反省の余地はあるとしても、長期的にみれば確実に成長コースに乗っていると思う。

20歳の子を取り逃がしたのは、決して「結果」ではない。
これは今後の人生でモテていくための、ほんの通過点にすぎない。
そう考えるとむくむくと闘志が湧いてくる。
練習をすればするほど、経験が多くなればなるほど、良い思いができる確率は上がっていくことだろう。

君にも幸運を。

2016年10月29日土曜日

LINEで女の子を口説く方法 (練習すればするほど上手くなる)

LINEやメールでの口説き方って、意外に世の中に出回っていない。
情報があるにはあるが、

だが多くの男にとって、LINEでの口説き方というのは、大きな課題なんじゃないだろうか。

単にLINEを連絡のためだけに使う男もいる。
LINEはただの連絡先交換の手段で、会ってからが勝負だと考えている男だ。
だけどこれは非常にもったいない。
その理由、まずひとつは、時間がたくさんあるのに、女の子の心を射止めるチャンスを失っていること。
もうひとつは、練習すればうまくなれる分野なのに、成長の機会を失っていることだ。

出会いの世界は、より多くのチャンスをものにした男が勝つようにできている。
そして、男女は会っている瞬間よりも、会っていない瞬間の方がずっと多い。
だからリアルで会っていない間でも、恋の発展のために交信して、練習を続けた方がずっと良い。

さて、LINEが苦手な男とは逆に、LINEで女の子の心を仕留めてしまう男も存在する。
これはLINEが苦手な男にとっては、まるで魔法のようで、自分もとても同じようにできるとは思わない。
だがひとりの男に可能なことは、他の男にも可能なのだ。

一番重要なのは、女の子をリアルに口説くことと同じで、LINEのやり方も「練習すればするほど上手くなる」ことを理解することだ。
毎回の返信、毎回のやりとりで、少しでも女の子の心を仕留められる方法を考えてみよう。
「いま、彼女の心を少しでもプラスに動かせるとしたら、どんなタイミング、どんな表現がベストだろうか」と試行錯誤してみよう。
心を動かしそうな写真があれば送ってみよう。

LINEでの口説き方も、考えて実践すればするほど上手くなる。
これは性格の問題でも、生まれつきの問題でもなくて、単に「技能」の一種類だ。磨けば上手くなる。だが、それに気づいている男は少ない。

たとえば彼女が「仕事疲れた〜!((>_<))」と連絡してきたら、
「おつかれさま、大変だったね」と普通に返すこともできるし、
「おつかれさま! 大変だったね。じゃ、週末は思いっきり楽しもうよ!」と返すこともできる。
このどちらの表現に「アクセント」があると思うだろうか?

もちろん相手やシチュエーションによって何が最適な表現かは変わってくる。
まったく同じ女の子は二人とは存在しないし、たとえ同じ女の子でも、まったく同じ気分の日も、まったく同じシチュエーションも存在しない。
だから毎回、何が最適かを想像してみる。これが面白いんだ。
(これこそがゲームだ! 男たちが退屈しないようにうまく出来ている)

女の子に連絡をするときは、少しでも「アクセントのある表現」「心が動く表現」「次に会ったときの布石になる表現」を心がけるのが良い。
もしそれで心を動かせなかったり、滑ったりしても、それはまたひとつフィードバックを得たと思えば良い。
(失敗しなければ成長もない! 何もしないのが一番の失敗だ)

ところで、君は女の子と連絡するとき、一体何を考えているだろうか。
「会うまでにドタキャンされないだろうか」「どうやって話をつなごう」「次の返信がなかったらどうしよう」「話がつまらない男だと思われたらどうしよう」「こんなことを言って嫌われたらどうしよう」なんて考えているんじゃないだろうか。

だが、それはLINEで女の子と仲良くなるために努力していないということになる。
女の子の心が自然に離れるのを待つのじゃなく、女の子が気ままにドタキャンするのを待つのじゃなくて、
毎回毎回、LINEで自分と女の子が仲良くなり、少しでもロマンチックになることを目標に、攻めの姿勢でいこう。

「文字だけでそんなのは無理」と思うかもしれないが、我々人間は言葉や文字によって心を動かされる人間だ。
君だって、人の言葉や小説で心を動かされて、感動したことがあるだろう。
その逆に、人の言葉や文字のニュースで、嫌な気持ちになったこともあるだろう。
そう、言葉は強力なのだ。たとえそれが文字情報だけだったとしても、女の子の心を動かすことができるツールなんだ。

君は本当に女の子に集中して話してる?

君が女の子に声をかけるとき、話している間も、基本的には相手に集中して、顔や目を見て話した方が良い。
君の目がキョロキョロしていたり、また他の女の子に気を取られたり、今後の作戦のことばかり考えていると、君は女の子と話しているようであって、実は誰とも話せていないのかもしれない。

人というものは、他の人の表情や動作には、すごく敏感だったりする。
だけど逆に、自身の表情や動作には、まったく気を払わずに「集中していなくても、どうせ相手にはバレないだろう」とタカをくくっていたりする。
だけど君の集中力が途切れることは、決して良い方向には働かない。
君の集中力が途切れることは、大いに女の子が「冷める瞬間」になりえる。

君だって「まったくこちらに集中してくれない女子」「向こう側をキョロキョロと眺めている女子」がいたら、なんとなく気持ちが冷めてしまうだろう。
それと同じで女の子だって、君がキョロキョロしていたら「まったくこちらに集中してくれていない」と思ってしまうんだ。そもそも話そうとする姿勢がないってね。
(たとえば、非常にデキる男で「興味の無さ」さえも演出してプラスに出来るのならば良いけれど、単に相手に集中しないのはマイナスでしかない。基本的には相手に集中したほうが良い)

なにより一番良くないのは、女の子の表情や雰囲気をよく見ておかないと、君が「NG」を出したときに、それに気付くことが出来ないことだ。
つまり君が女の子に集中していないと、失敗したときには何が悪かったかわからないし、成功したときにも何が良かったか分からないということだ。これは本当に良くないことだ。

だから目の前の女の子に集中しながら話を仕様。
これはもちろん、女の子の目をギョロギョロと見て、気持ち悪がられろという話じゃない。
目や顔を見て、ちゃんと人と人が話す姿勢を示そう。あとは、相手の状態をちゃんと把握しておこう、ということだ。

相手に集中していないと、君は人と話をしているようであって、実は自分自身と
「本当に相手と話す」ということは、お互いの興味と興味をクロスさせることだ。そもそも君の矢印が相手から逸れていたら、相手も矢印を合わせようという気持ちさえ起こらない。

1秒、1秒ずつを女の子に注意を払いながら過ごすのが良い。
なぜなら人の気持ちや、周りの状況というものは、1秒、1秒常に変化していくものだからだ。

別にこれは難しいことじゃない。
たとえば君だって、親や兄弟、友達、恋人と話し時、たった1秒であっても状態やニュアンスの変化を感じ取ったことがあるはずだ。
これと同じことを、初めて会った女の子にも適用すれば良いだけの話なんだ。

相手の雰囲気、表情、目線をよく見てみよう。
僕たちは相手に「集中」することで、興味の矢印を伝えることが出来る。
そして相手を「きめ細かに観察」することで、多くのフィードバックを得ることが出来る。

Q. 女性に最初になんて声をかけたら良いですか?

A.シンプルイズベスト

セリフの内容自体は、ごくシンプルで良い。

- こんばんは。
- 二人で来てるの? 
- 一緒に飲もうよ。

たったこれだけ。
これを複数の女性に、何度も繰り返すだけで良い。

もし君が真面目な性格なら「同じことを繰り返すなんて馬鹿みたいだ」と思うかもしれないが、実は言葉の内容はなんでも良い。


それよりも雰囲気作りのほうがずっと大事だ。
むしろ「雰囲気作りが全て」とさえ言っても良い。

女性は「言葉」じゃなくて「雰囲気」で相手が楽しそうか、そうでないかを判断する。
だからセリフを工夫するんじゃなくて、まずは「自分の雰囲気」がよくなるように工夫してみよう。

こう考えるとたとえまったく同じセリフでも、前とは別の雰囲気で話しかけたり、もっと距離感を変えてみたり、声のトーンを工夫してみたり。
毎回「工夫」の余地があることが分かるだろう。(工夫するということは、前より上手くなるということだ!)
そして、自分の「雰囲気作り」に集中するために、毎回シンプルな声のかけかたの方がやりやすいんだ。

だから女性に声をかけるときは、なるべく自然で、話しやすい雰囲気を作ってみよう。
男の性格もいろいろだから、もし君がパリピーじゃないなら、無理にテンションを上げなくても良い。
確かにちょっと明るめのほうが良いけど、別に大声を上げたから成功するわけじゃない。
紳士的に、落ち着いて話しかけても、雰囲気が良ければ女性は答えてくれる。

君のキャラクターに合っていて、なおかつ女性にウケの良い話しかけ方を工夫していこう。
別に失敗しても良い。むしろ何回も失敗して、フィードバックをたくさん得て、次に活かしていくと良いだろう。

Q.どうしても女性に声をかけることが出来ません

A.「声をかけよう挑戦すること」から始めよう

「声をかけようと、心の中で思うこと」だけでも成功だ。

BARにたどりついたらまず、女の子たちを見ながら、
「あの二人に声をかけるなら、どんな風が良いだろう」
「あの子に声をかけるなら、どんなタイミングが最適だろう」
と、頭のなかで色々と妄想をしてみよう。

君が妄想を続けていると、君が一番「ノッっている状態」のときに、もしかしてつい、声をかけてしまうかもしれない。その瞬間をしぶとく待ってみよう。

まず最初は「君の気分がベストな状態」と「ベストなタイミング」がマッチしたときに、ようやく声をかけられるレベルかもしれない
たとえば仕事で良いことがあった日に、適度に飲んで気分も上がっていて、話しかけやすそうな女性がたまたま近くに立っていたとき、とか。

そういう「マッチする瞬間」を待ちながら、頭の中で何度も「声をかける自分」をシミュレーションしてみよう。
そういう意味では、お酒を飲みながらなるべく自分を「ハイな状態」「なおかつリラックスした状態」に持っていこうと努力してみよう。

いずれ君が慣れてくれば、だんだんと「自分の気分がどうであっても」「より多くのシチュエーションで」「より多くのタイミングで」女の子に声をかけられるようになってくるだろう。

もし1日で誰にも声をかけられなかったとしても、また次の日にチャレンジすれば良い。(このゲームは何度でもリトライできる)
「声をかけようとした」「トライしようとした」だけで成功にカウントすれば良い。

あとは単純に、一人より二人、二人より三人、より大勢の仲間と行くと心強いだろう。
最終的には一人でも、二人組、三人組の女性を相手に、自然に話しかけられる方が良い。

なぜなら、友達が必ず毎回飲みに付き合ってくれるとは限らないからだ。
君が一人でも行動できるようになれば、毎日だってBARに通うことが出来る。行動の自由度は飛躍的に上がるだろう。


女の子を抱くには終電は逃すな

「終電を逃して女の子を抱く」というメソッドは、もはや都市伝説じゃないかと思う。
少なくとも僕の個人的な経験では、あまりうまく機能してこなかった。

中には「終電を逃したこと」が、男女の言い訳になることはあるかもしれない。
だがもし終電を逃してうまくいったなら、逃さなくてもイイコトはできたんじゃないだろうか。
つまり男女は「終電を逃したからうまくいく」んじゃなくて、うまくいった時にたまたま「終電を逃す」というメソッドを使っただけなのかもしれない。

ところ俺の経験から言うと、女の子にもちゃんと明日があるし、毎日ちゃんと家に帰りたいと子の方が多い、という印象だ。
なぜなら夜、俺の家に泊まって抱かれても、その後に終電で帰っていく女の子の方が、ずっと多かったからだ。
「いいことをしたんだから、このまま朝まで一緒にいるだろう」と思っていたら、意外にみんなちゃんとしてる。
本当は朝までいてくれた方が楽なんだけど。
俺は眠い頭をこらえて、駅まで女の子を送ってやったことが何度もある。

女の子にとって自分の個人的な生活を崩すのは、基本的には、かなり宜しくないことのように思う。よほど遊んでいたり、時間を気にしない環境だったり、家に帰りたくない女の子でもなければ。
もし女の子の家が厳しかったりしたら、男と一緒に寝るよりも、「お父さんに怒られない」方を選ぶだろう。

これは一人の同胞に教えてもらったのだが、
女の子と一緒に飲んだら、なるべく早い時間に家に連れて帰るのが良い。
最初の飲み屋で十分に口説いたら、終電に余裕があるうちに「二軒目に行こう」「他の場所に行こう」と言って、家まで連れて行くのだ。
(家が近くになければホテルに行くことになるかもしれないが、俺はホテルを全く使わないので、そちらのやり方は分からない)

これは俺にとって、びっくりするぐらい役立っている情報だ。
この情報を聞くまでは「終電を逃さなければ女の子を抱けない」という固定観念に凝り固まって、多くのチャンスを逃していた。
「女の子は良い雰囲気になれば、終電を逃しても良いと思うはず」と思い込んでいたんだ。

だがこれは違った。
むしろ逆に、終電を逃す前に良い雰囲気になって、時間に余裕があるうちに抱いてしまう方がずっと効果的だったんだ。これはまったく、逆転の発想だった。

今まで、女の子と良い雰囲気なって、密室でキスをして、指まで入れて感じさせていたのに、終電で相手が帰ってしまうケースが何度かあった
そしてその相手とは、もう二度と会うことはなかった。
これは非常に惜しいことをしたと思う。

明日が休みでも、そうでなくても、女の子と遊ぶ時はタイムリミットを意識しよう。終わりの時間から逆算して、時間を味方につけて行動しよう。
つまり、ちゃんと考えて、エッチをする時間を確保しておくっていうことだ。

それじゃ、幸運を。



女の子の「脈なしサイン」で勝手に自爆するな

昨日は20代前半の子と飲みに行った。
二人きりで会うと、思ったよりも綺麗だった。

二日連続で新しい子とエッチをする。
これは人生で初めての経験かもしれない。
まあ、何日連続かというのはあまり意味がないとは思うけれど。
「今日も女の子を抱けたら、二日連続になるし頑張ろう」と、ひそかにモチベーターにしていた。

ところで昨日の経験から「飲みながら話していて、相手が楽しんで見えるか、話が噛み合うかどうか」ということは、エッチできるかどうかにあまり関係ないんじゃないかという仮説が立った。

昨日、相手が「脈なし」に思えた部分は次の通り。

- お酒を飲み続けようとしない。最後にオレンジジュースを頼む。
- 笑わせようとしてもあまり笑わない。反応が薄い。
- 目を合わせて話さない。
- 彼氏と別れてから、何回か男の人と食事をしたが、誰も良い人がいなかったと話す、
- 「自分から好きになりにくい」と打ち明ける。

だが、これだけ「いかにも脈無しサイン」と判断できそうな部分がありながら、結局、昨日も家に連れて帰ることになった。
しかも、彼女に全くためらいはなかった。
「家に行くんですか?」とひとこと聞かれただけで、すんなりと事は運んだ。

二人でベッドに座ると、
彼女は「私、こういうことするの初めて」と打ち明けた。
「前の彼氏とも、私が怖がってエッチをしなかった」らしい。
しかし、まだ隣りに座っただけなのに、彼女は完全に「エッチすること」を受け入れていた。

たぶん初体験というのはフェイクではなく、本当だと思った。
体が「慣れていない感じ」だったからだ。
「酔うと抱きつき魔になる」と話していた彼女は、そのとおり、エッチのときも強く抱きついてきた。根本的に寂しがりな子みたいだ。

昨日も、たとえ自分からは無理そうに思えても、最後まで彼女を抱くことを諦めなかった。
途中で、あまり話が盛り上がっていないと気付いた時、自分のテンションを上げるために、ビールを二三倍追加で頼んだ。

どうやら俺の場合、盛り上げようと意識していても、飲んでいないとどこか態度が固くなってしまうようだ。
「今日がうまくいくための言葉のチョイス」を考えるのに終始して、肝心の「雰囲気作り」や「同じ言葉でもどんなテンションで言うか」という、もっと大事なことが疎かになってしまう。これは大きな課題だ。

なぜなら「自分では良い雰囲気で話している気になっている時」に、実は相手から見たら、ぜんぜんそうではない場合があると思うからだ。
こちらが全力で話題をチョイスしても、なんとなく盛り上がっていないと思うときは、こちらのテンションが低かったり、あるいは高すぎたり、雰囲気作りができていない時のはずだ。
そう、問題は話題のチョイスじゃない。それは二番目で、まずはお互いのエネルギーを高めていくこと、自分自身が楽しそうに「いい感じ」で話すことが一番目だ。エネルギーに注目しよう。

ところで、俺がふらっと酔ってからは、心のシールドが外れて、自分自身も話すのが楽しくなってくるし、彼女も自然な笑いが増えた。
「相手を楽しませる」前に、まずは「自分が楽しみながら話す」「楽しそうに話す」ことは本当に重要なんだなと思った。

ところで話は戻るが、彼女から脈無しサインが出てるように見えても、結論はそうじゃなかった。
だがよく思い返してみると、脈ありのサインも出てたように思う。
それはただひとつのこと。「距離が近くても避けない」ということだ。
手と手が触れても避けようとしたりしない。
これは他の「一見脈なしに見えるサイン」よりも明確に分かる「脈ありサイン」だったのだな、という結論を出した。

あと考えたのは、一見脈なしに見えたサインは、女が自分の価値を高く見せようとする、
あとは彼女が自分でも言っていたが、本当に緊張していたから、逆に言動が固くなっていたのかもしれない。
だが、言葉では抵抗出来るが、体の無意識レベルでは抵抗が出来ない。
女の子との「距離感」は、他の男が勝手に考える「脈ありレベル」よりも、ずっと確実な尺度になるかもしれないと思った。

だが、もし距離感が遠いと感じても、それを近づけるために作戦を駆使すれば良い。
「距離感が近いのは脈ありサイン」「距離感が遠ければ、それを近づけるために努力する」と考えたら分かりやすいだろう。

言葉や態度で「脈なし」と判断して、早々に諦めるのは非常に損だ。
実は女の子自身も、自分が「どんな気持ちなのか」分かっていないのに、俺たち男が勝手に諦めて、ゲームを終えてしまうケースというのは、ものすごく多いんじゃないだろうか。

勝手にゲームを終えるのは、女の子に対してものすごく失礼だ。ゲーム自体に対しても失礼だ。
たとえいつまでもゴールが入らないように思えても、その数分後にはゴールを決めているかもしれない。
君が正しい努力さえ積み重ねていれば、彼女の心を溶かすには、あと一歩のところまで来ているかもしれない。
だけどその手前で諦めてしまえば、当たり前だが、ゴールは入らない。
たとえ今日中にゴールを決められないとしても、明日ゴールを決めるためには、今日最後までやりきって、ケーススタディをたくさん作っておいたほうが良い。
それが次の日のための練習になる。

二人で飲みに行くということは、彼女はこちらに興味があるとうことだ。
そのとき、女の子は俺達が思うよりも、無意識レベルで「抱かれたがって」いるかもしれない。
どの瞬間にもゲームを捨てたりせずに、粘り強く勝ちに行く。
「不利な戦いに思えても、最後まで勝ちに行く態度」自体が、モテるための実力なんだ。

ところで、俺はまた女の子との写真を撮り忘れた。
これだけは「抱いたけど、何も残ってない」感じがするので、次からは1枚ぐらい写真を撮っておこう。
ちなみにこれは裸の写真とかではなく、ただ洋服を着た彼女が写ってさえいれば良い。
それをたまに懐かしく思い出したいんだ。

2016年10月28日金曜日

猟師が獲物を狙わない甘い世界

昨日の立ち飲みBARでは、場内の全員に振られる覚悟で臨んだ。
しかし結果として、一回目に話しかけた相手を持ち帰ることになってしまった。

そこまで可愛い相手じゃなかったけれど、ボウズで帰るのよりはずっと良いことだ。

ちなみに立ち飲みBARで会ってイイコトをするのは、これで四人目。
その日のうちに持ち帰った相手としては、二人目。
「年末までは誰にも話しかけず、通い続けるだけで良い」と極限まで低いハードルからスタートしたにしては、かなりの成果だ。

最近地道に通い続けているから、こういうラッキーもキャッチすることが出来る。
女の子が欲しいなら、出会いの場に通い続けることは本当に大事だ。
時には虚しい想いを抱えながら帰ることになったとしても。
考えてみよう。狩場に出ずに獲物を狩るハンター。漁に出ずに魚を釣る漁師。そんなものは存在しない。

具体的な話としては、店の真ん中で野球観戦をしている二人組に話しかけた。
最初のフレーズは「野球ファンですか?」というシンプルなもの。別にセリフはなんでも良かったのだけど。

相手はわりと酔っていた。二軒目だと言っていた。ノリが良かった。
実は二人とも彼氏がいた。片方は「彼氏がいる」と正直に言った。もう片方は「彼氏がいるが、彼氏がいない体」で来ていたそうだ。

その「彼氏がいると正直に言う方」と話し込んでいた。
もう片方の子は倍ぐらい酔って陽気そうだったので、放っておいても大丈夫そうだった。
俺がひとりと話し込んでいると、男二人組が話しかけてきて、もう片方の子は彼らに任せて大丈夫だと思った。
男二人ともう片方の女の子も、とても楽しそうに話している。

「二人きりで親密になる」ための条件は揃っていた。

そして何より、俺が彼女を口説いているというより、彼女が俺を口説いているようだった。
なぜそう思うか。彼女は俺が最初に話しかけた時から、まったく拒否感がなかった。
そしてこちらを興味深そうに見て、ずっと目線を合わせてきた。
自然にお互いの体が近くなり、彼女の方から「明日は休み」「浮気は悪くないことだと思う」とアピールしてきた。

つまりこれは厳密に言うと、俺の実力ではなかったように思う。
だが「女の子をサインを正確にキャッチして、適切な対応をする」という意味では、実力のひとつに数えられるだろう。
昔の俺であれば「明日は休みなんて言ってるけど、何かのサインだなんて勘違いしないようにしよう」と考えていたところだ。
だが昨日は「きっとこの子は遊びたがっている」と、正確にサインをキャッチした。
そしてその理解が自己予言的に実現したのだ。
(現実というものは、考え方次第で、それが後から真実になる)

思い出してみれば、彼女から発せられたサインばかりだ。

そしてもう片方の女の子も足を引っ張るのではなく、協力的だった。
良いタイミングで、俺に対して「二人きりにしてあげようか?」と話しかけてきた。俺は「よろしく頼む」と答えた。
女の子たちは二人共、理由をつけて別の男と二人きりになりたそうだった。

正確に言うと、俺が話し込んでいた女の子に「二人で飲もうか」と最初に提案したときは、まだ相手は戸惑いを見せていた。
もう十分良い雰囲気なのに、女の子が迷っている時。こういうときは、友達のことを気にしていることが多い。
なので自分から、このガードを崩してやる必要がある。

俺は正直に「君の友達は俺に”二人きりにしてあげようか?”言ってたよ」「君の友達も、別の男と二人きりになりたそうだけどね」と言った。
そして「女の子はいつもふたりで行動したがるけど、もう自立した大人なんだから、自分で行動
「LINEを一通送っておけば良いんじゃない」と説得すると、女の子も納得したようだ。

しかしここまで良い雰囲気で、遊びたがっているのに「友達」のことを考えると離れづらくなる。
女の子というのは本当に友達を大事にする生き物なんだと、改めて実感した。

しかし昨日、自分が意識して成功した部分と言えば、この「引き離し」の部分だろう。
もしこれがもっと上手になれば、今後も相手が二人組でも、その一人と二人きりのシチュエーションを作りやすくなるように思う。

俺は最後に、女の子と店の中でキスをして、そのまま家に連れて帰った。
そして男女の営みが終わると、彼女は終電で帰っていった。それを駅まで送って行って、俺はまたその帰りに同じ立ち飲みBARで一杯だけ飲んだ。

まさか誰も、俺が女の子を連れて帰ったばかりだとは思わないだろう。
始まりから終わりまで、全ては3時間ぐらいの話だ。

昨日は、自分のゲームは、特別うまく出来たわけじゃないと思う。
だが今までの経験のおかげで、ゲームの基本を抑えることが出来ていた。

話すときは相手に集中して、言葉よりも無意識を大事にすること。
相手が何を考えているかを考えること。
話が止まっても、焦ってまくしたてないこと。「良い雰囲気」
を出すこと。
笑わせること。恋の話をすること。
相手より少しだけテンションを高く話すこと。
戦略的に行動を選択すること。

決して100%のプレイではなかったが、基本を抑えるというのはこういうことなんだと分かった。バランスが保てていた。

しかしここまでうまく事が運んだせいか、帰り道、オレの心はなんだか虚しかった。
俺が持ち帰ったというより、彼女に持ち帰られたような気がしたからだ。実際にそうなのだろう。

もしこのまま、あの店で会った子と10人、20人とイイコトを経験したら、そろそろ俺もより可愛さの高い相手に意識的にチャレンジする時期。
「相手を選ぶ時」になってくるのかもしれない。
本当は立ち飲みBARにかぎらず、ちゃんと道でも女の子に声をかけたい。
立ち飲みBARでチャンスがあるのは夜の3時間ほど、しかもこの街の一軒だけ、20メートル四方だけの話だ。
これを全ての時間、すべての場所に広げられたら、どんなにチャンスが広がるだろう。

前も立ち飲みBARが本当に苦手で、街コンにばかり通ってお金を使い続けていたけれど。
今ではチャレンジを続けたおかげで苦手意識が薄れてきた。
それと同じように、街でのナンパもいつかチャレンジして、苦手意識が薄れる日がやってくるのかもしれない。

まずは具体的なセリフ、ルーティーンを考えたり、一番ハードルの低い方法からスタートしてみよう。
多くの本にかかれているように、ただ道を聞くとかね。

しかし今は、経験を積んでいく時期だ。
自分に慢心せず、次のステージに飛び込めそうになったら、そうすることにする。

ところで、余談。
立ち飲みBARでは基本的に男が多いが、女の子が誰にも話しかけられず、フリーになっている場面に多く遭遇する。
別に彼女たちがとびきり不美人というわけでもない。時間が経って店の雰囲気も盛り上がれば、男たちも続々と女の子に話しかけにいくからだ。

つまり「ただ話しかける勇気がないから」「きっかけがつかめないから」という理由だけで、一見できそうに見える男たちが、手をこまねいて見ているシチュエーションが多く発生しているものと思われる。
もしくは、今いるよりももっと良い子、可愛い子を待っているのかもしれないが。

ともかくも、多くの猟師の中に、獲物が無防備に歩いている。だが誰も銃を構えようとはしない。
なんて甘い世界なんだ。

だが、これは俺達にとっては非常にありがたいことだ。
なぜなら他の男達がチャンスを掴むのが遅ければ遅いほど、俺達は機敏に動いて先手を取ることが出来るからだ。

それでは、幸運を。

2016年10月27日木曜日

女の子に大事なのは「再提案」だ。

立ち飲みBARで会った子と、日を変えて飲みに行った。

自宅の近くのシャレた居酒屋だ。
けれどその店は1時間ぐらいで出て、他のところに行こうという話をした。
そして、自宅の近くのコンビニに行き、二人でお酒を買った。

「ZIMA」と「スミノフ」を持ちながら、俺はそのまま自分の家に入ろうとする。
だが、そこで彼女は戸惑って足を止める。

彼女はかなりの抵抗を見せた。
今までの「やさしい」俺ならば「これは絶対に無理なパターン」と思ってしまうぐらいの、丁重な断り方だ。

だけど俺はここで諦めなかった。
だけど不思議なことに、家の前で10分ほど粘ると、なぜか二人で家に入ることになった。
これは何回か経験している。

女の子に対しては「粘る」ことで状況が変わることがある。
ただやみくもに粘るだけじゃなく、その間には言葉での説得をおこなう。
というよりは、自分が「家に連れて入る」という意思を曲げずに、堂々といていること。
あとは「家に連れ入ることが何も不自然じゃなく、当たり前のこと」だという意識を持ちながら話すことだ。

「え、意識してる?」
「してるよ」
「俺、男友達もよく泊めるし、そんなに意識することないと思うけどね」
「どこか別のところに飲みに行こうよ」

そんなやり取りをずっと続けてみる。これも素晴らしいゲームの一部分だ。
最後の決め手は「10分だけ家で飲もうよ」というセリフだった。
彼女は「玄関にだけ入るね」と言って部屋までついてきた。

この「玄関までなら行く」というセリフを何度か聞いたことがある。
なぜか女の子はこのセリフが好きだ。
そして玄関まで入ったら、もちろんそこで帰るわけはなく、もっと甘い時間を過ごすことになる。

彼女は家に入ってからも20分程の抵抗を見せていた。
「他のBARに行こう」「今日は帰る」と何回も言ったが、俺はそれに動じることはなかった。
女の言葉は「約束」ではなく「状態」を示しているに過ぎないと理解していたからだ。
だが、彼女はどうしてもベッドに座ってくれない。
今日はもう無理かと諦めかけた時、俺は彼女をベッドに誘うのではなく、自分から近づいて彼女を抱きしめることにした。

そしてキスをして、優しくベッドまで運び、当初の目的を達成したのだった。
ここでの反省は「今、彼女が飛び越えられるぐらい、ハードルの低い既成事実」を作ってあげることが重要だということだ。
たとえばいきなりベッドに座るのが無理なら、今回のように、抱きしめてみる。
それが無理ならまずは手を繋いでみる。それが無理なら目を見つめてみる。

彼女が自宅に来たからと言って、安心して手を抜くのではなく、ひとつひとつ段階を踏んで、心をほどいていくことだ。
男はどうしても「家まで来る=エッチできる」と思いがちだが、まだ緊張しながら、自分でも戸惑いながら家に来るパターンもあるわけで、その場合は細くプロセスを分けて、階段をのぼる必要があるんだ。

「諦めない」ということは愚直にひとつの提案を押し付け続けるのではなくて、相手が無理そうならハードルを下げたりして、「この提案ならどう?」という、再提案を繰り返すことだ。
君だってたとえば「要らない」と思っている商品を単にひとつのフレーズで勧められ続けても、うっとうしいと思うだけだろう。
だけどその商品のニーズを多方面にわたってアピールされて、そのうちのひとつがニーズに引っかかり、さらに今日が特別キャンペーン中だったりしたら、商品に興味が湧いて、最後には買ってしまうかもしれない。

女の子に対して重要なのは「再提案」だ。
再提案がうまくなろう。ひとつの道が塞がっていても、他の道は空いているかもしれない。

「何が最適かを考えて、実際にやってみる」というゲームを楽しんでみよう。

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ところでこの日、もうひとつ一番良かったのは「ちゃんと口説いたこと」だと思う。
相手が自分の好みだったから気持ちが入ったというのもあるけれど、決して「今日の戦略」で頭を溺れさせることなく、一瞬一瞬で相手をちゃんと見て、彼女が何を考えているか、どんな状態にあるか、そして、どうすれば彼女の気持ちを掴めるかをずっと考えていられた。

思えば今まで、自分の気持ちがあまり乗らず「口説く」というプロセスを省略してしまった、手を抜いてしまった子に対しては、家まで呼んでも途中で帰ってしまったり、お互いなんとなく盛り上がらないということが多かったように思う。



2016年10月23日日曜日

他の男にイニシアチブを握られた二次会には行くな!

僕の経験上、他の男が開く二次会で、良い経験があった試しがない。
なぜならそのほかの男が二次会を開いている自体で、既にそいつがイニシアチブを握ってしまっているからだ。これは負け戦。圧倒的に不利な戦いだ。

だが今まで、人生で良い二次会がなかったにも関わらず、酔いも深まるとどうしても「なにかもっと良いことがあるかも」と、その場の雰囲気に負けて、二次会に行ってしまう。
もしかしたら少しの可能性もあるかもしれないが、それにしても費用対効果が悪すぎる。

朝まで起きていたら次の日のコンディションにも差し支えがあるし、そうするとまともにナンパは出来なくなる。
これは自分を大事にしていない行動だ。

だからこれは、ルールにした方が良い。
「他の男が開く二次会に行ってしまったら、1週間は出会いの場には顔を出さない」というようなルールを作るのが良いだろう。

出会いのチャンスは、何も今日だけにあるわけじゃない。
今日のためじゃなく、明日のために。
何より自分のために、ちゃんと家に帰り、朝を迎えるようにしよう。

君には明日も明後日もある!

野球観戦状態。フィールドの状態が悪くても声をかけろ!

日曜日。かなり空いている。
もう30回は通っている店だが、今日は店にたどり着くまでの間にも、胸がドキドキと緊張していた。
自分のコンディションは良いわけではない。

しかし「恐怖」と「武者震い」の根源は、同じものだと聞いたことがある。
こういう緊張を「武者震いだ」と、自分の味方につけるマインドセットを持ちたいと思う。

店に着くと、立ち飲み状態ではあるものの、かなり空いている。
男が8割。女が2割。
フィールドは70%以上、野球観戦の人々といった感じ。
「スポーツの日」にかぶってしまった。

「普通に飲みたそうな人」は続々と帰っていくような状況だったように思う。

明日は仕事。「ソフトドリンクでもナンパできる男になろう」と思ってソフトドリンクを頼むが、やはり気分が乗らない。

「BARでソフトドリンクを飲んでいる」ということが、浮いている感じがしてしまって、ダメだ。
アルコールを頼んで、二人組に声をかける。無視されたわけではないが反応はイマイチといった感じ。
自分のテンションも低い。

もし場が場であれば、あとは自分のテンションが高ければ、もっと悪くない反応であっただろう。

しかし1ヶ月前の俺であれば、声すらかけずに帰っていただろうから、これはかなりの成長だ。
こんなにコンディションやフィールドの状態が悪くても、それでも声をかけたこと自体が大きな得点だ。

僕は成果ではなく、あくまでも自分の挑戦を評価する。

「トライしない失敗より、トライする失敗の方が良い」。
こういう失敗を100回も1000回も繰り返していけば、成果は自ずと得られるだろう。